「amazonへ出店してみたけど商品が売れない」「今まで売れていたのに急に売れなくなってしまった」「売るためのコツはないの?」と頭を抱えていませんか?
利用者数5000万人以上のamazonですが、ただ何も考えずに商品を出品していては売れることはありません。
amazonは知名度が高く出品する事業者も増えているので、売れていた商品があったとしても急に売れなくなった経験がある方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、amazonでは商品が売れない理由について解説していきます。売るためのコツと合わせて紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
amazonで商品が売れない理由とは?
まず、商品が売れない理由について大きく分けて5つ紹介していきます。
- 需要のない商品を販売している
- 売れない時期である
- 悪いレビューが多く集まっている
- ショッピングカートの獲得ができていない
- 価格改定をしていない
それぞれ詳しく解説します。
需要のない商品を販売している
amazonで売れない理由として、需要のない商品を売っている可能性があります。いくらamazonの流通額が大きいといっても、人気のない商品であれば売れません。
そのため、amazonで需要のある商品か、需要のない商品かを事前に調査することが重要となります。 また、売れている商品でも市場価値にズレがあると需要に応えられていない証拠なので、見直しが必要です。
売れない時期である
1年のサイクルの中で、商品が売れる時期と売れない時期があります。特に2月と8月は売れない時期です。
例えば、年末年始などの時期がすぎるとお金の使いすぎで財布の紐が固くなる傾向があります。そのため、1年の中で商品の購買意欲が上がる時期や商品の季節性を把握することが大切です。
把握しない状態のままでは、商品を売ることは難しいといえるでしょう。
悪いレビューが多く集まっている
最初は順調に売れていた商品がある場合、悪いレビューが増えることにより商品が売れなくなることがあります。
レビューはamazonで取り扱っている商品に関して、良し悪しに関わらず様々な意見や感想を投稿できます。ユーザーからの口コミは、特に購入前のユーザーには重要な情報です。
客観的な情報を得ることにより、ユーザー自身に合う商品かを判断することもできます。もし低評価が増えているなら、商品が売れなくなる可能性が高いです。
ショッピングカートの獲得ができていない
amazonのショッピングカートを獲得できていないことも、商品が売れない理由の1つです。amazonで商品を購入する人の多くは、商品のトップページから「カートに入れる」ことでお買い物をしています。
しかし、amazonには1商品1ページのルールがあるため、トップページに表示されていないショップは売ることが難しいのです。そのため、複数のショップで同じ商品を販売している場合は、ショッピングカートの獲得が非常に重要となります。
価格改定をしていない
amazonでは相場に応じて価格が変動しています。自社より安く商品を売るショップが出てきた場合、価格が高いという評価をされて商品が売れません。
複数のショップで同じ商品を販売している場合、ユーザーは「より安い商品がないか?」などを下調べしてから買い物をします。そのため、日々の相場に合わせて価格を改定していない商品は徐々に売れなくなってしまうのです。
amazonで売れない商品を売るコツとは?
続いて、楽天で売れない状況を打破するための売るコツを5つ紹介していきます。
- 売れる時期まで待つ
- ショッピングカートを獲得する
- 価格改定を行う
- amazon広告を出す
- FBAを利用する
それぞれ詳しく解説します。
売れる時期まで待つ
繁忙期を念頭において、売れる時期に売上を上げるための商品を作る時間も必要です。商品を販売する以上は、売れない時期だとしても売上を上げたいと思うのは当然のことでしょう。
しかし、目の前の売上に追われてしまい、繁忙期に向けた準備ができていない店舗様は多いです。そのため、売れない時期は焦らずしっかり対策を考えましょう。
売れる時期のピークに最大限の売上を目指すのはもちろんのこと、売れない時期にも売れる商品を販売できれば売上の底上げもできます。
ショッピングカートを獲得する
ショッピングカートを獲得すると、ユーザーが商品を「カートに入れる」ことで商品が購入され、売上が上がる可能性が高いです。同一商品を複数のショップが取り扱っていたとしても、自社の商品ページが一番目立つ枠にあれば自然と売上が上がります。
ショッピングカートを獲得する方法は、以下の通りです。
- 出品形態を「大口商品」に設定する
- ポイントの付与や出荷日数を短くする
amazonで効果的に売上を上げるためには、ショッピングカートの獲得は非常に大切です。ぜひ積極的に獲得していきましょう。
価格改定を行う
売れ筋の商品ほど、価格変動が激しくなる傾向があります。市場の動きに合わせて価格改定を行わないと、大きな機会損失となるでしょう。
特別な仕入れ先がある場合は別ですが、絶対に最安値にしなければいけないとこだわる必要はありません。しかし、同一商品を複数ショップで販売している場合、最安値からかけ離れた金額のままだと売るのは難しいというのが現実です。
そのため、市場調査をしてから価格改定を行いましょう。
amazon広告を出す
- 自社でターゲットにするキーワードや商品を決める
- ターゲットを自動選択してもらうオート機能を設定する
基本的に、広告はプロの運営者との競い合いになります。そのため、検証や実践を繰り返しながらうまく使いこなしていきましょう。
FBAを利用する
FBA(フルフィルメント by Amazon)は商品の保管や注文、配送から返品対応までをamazonが代行してくれるサービスです。FBAを利用すると、amazonプライムサービスの送料無料サービスが利用でき、翌日発送も可能となるので顧客満足度も高くなります。
しかし、事前に商品をamazonの配送拠点へ納品する必要があり、注文後の納品ができないので注意が必要です。
また、FBAは有償サービスのため配送代行手数料と在庫保管手数料がかかります。在庫を抱えずに販売できるメリットがあるので、予算と掛け合わせながら利用していくと良いでしょう。
amazonでは商品が売れない?まとめ
amazonで商品を売るコツの中には、対策が難しいと感じるものもあるかもしれません。しかし、1つずつ対策を施していくことで他者との差を作れます。
本記事で紹介した商品を売るコツを検証や実践していき、ぜひ売れる商品を増やしていきましょう。