Amazonでの小口出品と大口出品の違いとは?

Amazonでの小口出品と大口出品の違いとは?

Amazonで物販出品を検討している方がまず悩むのが商品を出品する方法です。

出店する際のプランとして「小口出品」と「大口出品」のどちらかを選定する必要がありますが、初心者はどちらを選んだら良いのか分からないのではないでしょうか。

ここでは、Amazonで出品する際の小口出品と大口出品の違いや、メリット・デメリットなどを解説します。

目次
  1. Amazonで商品を出品するプランは2種類
  2. 小口出品と大口出品の違い
    1. 月額費用
    2. 販売手数料
    3. 出品数量の制限
    4. 一括出品ツールの利用
    5. ビジネスレポートで自己分析できる
    6. 決済方法も種類が違う
    7. 入金日
    8. 利用できる広告が異なる
    9. 送料や配送日時の指定
    10. ショッピングカートボックスの獲得資格
    11. 出品する商品への制約
  3. 小口出品と大口出品のメリット・デメリット
    1. 小口出品のメリット①固定費が掛からない
    2. 小口出品のメリット②初心者に優しい
    3. 小口出品のメリット③個人情報を開示しなくても良い
    4. 小口出品のデメリット①基本成約手数料が都度発生する
    5. 小口出品のデメリット②出品に関する制限が多い
    6. 大口出品のメリット①基本成約手数料の発生がない
    7. 大口出品のメリット②ショッピングカートボックスを獲得できる
    8. 大口出品のメリット③販売できるカテゴリーに制限はない
    9. 大口出品にはデメリットがない
  4. 出品プランによってサポートの対応が異なる
  5. マケプレお急ぎ便が使えるのは大口出品だけ
  6. AmazonFBAでの出品は小口出品でも大口出品でも可能
  7. 小口出品と大口出品が向いている人はこんな方
    1. 小口出品が向いている人
    2. 大口出品が向いている人
  8. 小口出品と大口出品が抱える現状
  9. イーモジャパンでのAmazon運用支援事例
    1. 化粧品メーカー
  10. まとめ

Amazonで商品を出品するプランは2種類

Amazonのセラーアカウントを作成して出品する際には、まず出品形態の把握をする必要があります。

現在Amazonでは「小口出品」と「大口出品」の2種類が出店形態プランとしてあります。

出品者は必ずどちらかのプランを選ぶ必要があり、選択したプランにより1回の売買成約後に発生する料金が異なります。

「小口出品は無料なのでお得」というようなキャッチコピーにつられて選定したものの、いざ取引を始めた際に「様々な手数料が発生して赤字になった」などのようなことにならないようにプランの違いは把握しておきましょう。

小口出品と大口出品の違い

小口出品と大口出品の違い

小口出品と大口出品では、大きく分けて12項目の違いがあります。

具体的な違いに関しては次のようになります。

月額費用

小口出品では月額に発生する金額は0円となり、アカウントを運営するのに大変便利です。

一方で、大口出品は毎月4,900円が固定で発生します。

なるべく初期費用を抑えたい初心者セラーの方からすると、この固定費は少し敷居の高い金額かもしれません。

販売手数料

小口出品と大口出品では、販売の際に発生する手数料も一部異なります。

小口出品と大口出品のどちらの場合も、販売手数料は売買した成約額の8〜15%となります(カテゴリーにより異なる)。

その際に、小口出品のみ前途の販売手数料にプラスして1回100円の基本成約料が成約毎に発生します。

出品数量の制限

小口出品と大口出品どちらでも出品するにも制限はありません。(200点以上出品する場合は別途料金が発生する)

しかし、小口出品では1点販売するたびに100円の基本成約料が発生するので、50点以上出品する場合は金額が5,000円を超えるので、小口出品を利用するメリットがあまりありません。

一括出品ツールの利用

商品を出品する際には、出品者SKU、コンディション、コンディション説明、販売価格、ポイント、在庫、リードタイムの7項目を基本的に入力する必要があります。

小口出品の場合はこの項目を1点ずつ手作業で商品登録をする必要があるのに対して、大口出品の場合は「一括出品ツール」を利用して複数の商品と各項目をまとめて入力し出品することができます。

小口出品の場合は、ある程度商品のテンプレートを自作したとしても複数商品入力するのに時間と労力がかかる作業の繰り返しとなるので根気が必要になります。

ビジネスレポートで自己分析できる

Amazonの小口出品では大口出品と異なり、アクセス分析や購買率、売上数や売上額などの詳細データを確認することができません。

大口出品では以下の12項目のデータを確認することができます。

  • 平均出品数
  • 注文商品売上
  • 平均販売価格
  • セッション*
  • ユニットセッション率*
  • 注文品目数のセッション比率
  • 注文された商品数
  • 合計注文商品数
  • 品目あたりの平均売上
  • 品目あたりの平均商品数
  • ページビュー*
  • カートボックスの獲得率

※セッションとは、新規の顧客が訪れた数値のことで、同じ顧客が同じ商品ページに何度訪れてもセッション数値は1となる
※ユニットセッション率とはセッション数値に対して商品がどのくらい売れたのかを表す数値
※ページビューとは、商品ページに訪れたアクセス回数のことで、同じユーザーの複数訪問もカウントされる

上記の中でも、ユニットセッション率の確認はECサイトを運営する場合にも必ず確認が必要な項目です。

ユニットセッションが低い場合は、商品ページに訪問しても購買に至っていないことになります。

これは商品として注目度が高いキーワードであるのに、魅力のない商品ページであるということを表しているので、魅力ある商品説明や写真など早急にテコ入れが必要です。

大口出品ではこのようなデータを活用して、顧客の動向を確認し商品ページのリニューアルから販売計画までの詳細を練ることができます。

決済方法も種類が違う

小口出品と大口出品では、利用できる決済の種類も異なります。

利用できる決済サービスは以下のものになります。

項目小口出品大口出品
利用できる決済方法・クレジットカード
・Amazonギフト券
・Amazonショッピングカード
・携帯キャリア決済
・請求書払い
・クレジットカード
・Amazonギフト券
・Amazonショッピングカード
・携帯キャリア決済
・請求書払い
・コンビニ決済
・代金引換支払い
・Edy払い

小口出品では、クレジットカード、Amazonギフト券、Amazonショッピングカード、携帯キャリア決済、請求書払いなどの一般的な決済に対応します。

一方で大口出品では、上記に追加してコンビニ決済、代金引換支払い、Edy払いなどの幅広い決済サービスを利用することができます。

しかし、コンビニ決済や、代金引換支払いなどを利用した詐欺などもあるので対応するかはよく判断して決めましょう。

入金日

商品が販売されて収入があった場合の入金日に関しても、小口出品と大口出品では異なります。

小口出品は商品が販売されて売上金が計上された後であれば振り込み申請をすればいつでも対応をしてもらえます。

一方で、大口出品はAmazonセラーのアカウント開設日を基準として2週間ごとに締められ支払われることになります。

アカウントの開設日などを、ほとんどの方は覚えていないでしょう。

その場合、次のような方法で確認することができます。

  1. Amazonセラーセントラルにログインする
  2. セラーセントラルのメニューからレポートを選択しペイメントを開く
  3. 次回支払い情報の記載箇所下部に表示されている日付を確認

個人でも事業として販売を始める際には、入金日などお金の出し入れは間違いないように把握するとお金に対する意識が変わるので意識しておきましょう。

利用できる広告が異なる

Amazonの小口出品と大口出品とでは、出品後に利用可能な広告に関しても違いがあります。

小口出品ではほとんどの広告が利用できないのに対して、大口出品はスポンサープロダクト広告を含め全ての広告を利用することができます。

広告を利用することで商品の検索ページに商品を宣伝することができるので、新規ユーザー獲得に効果があります。

効率的に商品を拡販できる広告を利用したい場合は、大口出品を選ぶと良いでしょう。

送料や配送日時の指定

Amazonの大口出品では、送料や配送日時を出品者が自由に設定することができます。

一方で、小口出品はAmazonが予め設定した送料や配送日時の指定に沿ってのみ販売指定ができます。

Amazonが指定する設定で出品できない場合は、利用できないことになるので事前に条件をよく確認して出品する必要があります。

他のECサイトなどと配送条件や料金を合わせたい場合は、大口出品で自由に設定できる方法を選択すると良いでしょう。

ショッピングカートボックスの獲得資格

Amazonの「ショッピングカートボックス」とは、Amazonで商品を検索した際に出てくる商品ページ内にある「カートに入れる」ボタンのことを指します。

ショッピングカートボックスを獲得しているかどうかで、売上は大きく左右されます。

小口出品者にはショッピングカートボックスの獲得に関して一切権利がなく、獲得権利の対象は大口出品者だけとなります。

ショッピングカートボックスを獲得すると、購入するユーザーを独占できるほどの効果があると言われています。

そのため、権利獲得資格を得ることができる大口出品を事業者のほとんどが選択します。

出品する商品への制約

小口出品と大口出品では、出品できる商品に制約の有無があります。

小口出品はAmazonのカタログ上にある商品しか出品できないのに対して、大口出品ではその制約がなくオリジナル商品や新規商品の出品も自由に製作して出品できるシステムになります。

新規出品は、商品名の他にブランド名、型番などの重要情報の入力や色やサイズなどのバリエーション設定の他に、出品者情報を設定、商品画像の設定、商品説明などを入力してページを作成する必要があります。

初心者には新規ページの作成は少し敷居が高くなりますが、自社商品などのオリジナル商品を登録できるので他の出品者との差別化を図りやすく大きな強みになります。

小口出品と大口出品のメリット・デメリット

小口出品と大口出品のメリット・デメリット

小口出品と大口出品では、それぞれにメリットとデメリットがあります。

小口出品のメリット①固定費が掛からない

大口出品では月額4,900円の固定費が発生することに対して、小口出品では年間や月に発生する固定費がありません。

少額から Amazonで出品を始めようと考えている方は、イニシャルコストがほとんど必要ないので敷居を下げて販売活動を始めることができます。

小口出品のメリット②初心者に優しい

小口出品では、商品を販売できるカテゴリーが予め設定された以下の7カテゴリーのみとなります。

  • 時計
  • ヘルス&ビューティー
  • アパレル、シューズ、バッグ
  • コスメ
  • ジュエリー
  • 食品&飲料
  • ペット用品

選べるカテゴリーが7種類だけなのはデメリットのように思うかもしれませんが、初心者の方はどのカテゴリーや商品を販売して良いものか分からない方も多いです。

予め売れ筋の上記7カテゴリーに制約されている方は、販売ターゲットを絞れて結果的に良い場合もあります。

小口出品のメリット③個人情報を開示しなくても良い

インターネット上のECサイトで商品を販売する際には「特定商取引法に基づく表記」として、出品者情報の表示をすることを法令で定められています。

法令なので守らなくてはならないルールなのですが、小口出品であれば「特定商取引法に基づく表記」を回避することができます。

Amazonセラーセントラルの「特定商取引法に基づく表記」に関するページに次のように記載してあります。

「(1) 大口出品者及び法人の出品者の皆様、並びに継続的に繰り返し出品されている個人出品者の皆様には、特定商取引法において義務付けられている事項の表示を、また、(2) 法令上出品している商品に必要な許認可、登録又は届け出については、該当する許認可番号、登録番号、届け出番号等の表示をお願いしています。」

【参照】Amazonセラーセントラル 特定商取引法(特商法)及びその他の法令に基づく表示

簡単に言い換えると小口出品で「継続的に繰り返し出品」に該当しない販売方法であれば「特定商取引法に基づく表記」を掲載する必要がないと考えられます。

小口出品のデメリット①基本成約手数料が都度発生する

小口出品では固定費がかからない代わりに基本成約手数料が発生します。

販売手数料などとは別に基本成約手数料がかかるので、安価な商品を販売する際には粗利を削る大きな出費になります。

小口出品のデメリット②出品に関する制限が多い

小口出品では、大口出品でできるサービスのほとんどが制限をかけられており使用できません。

例えば、新規の商品ページを作成できない、ビジネスレポートの情報を閲覧できない、ショッピングカートの権利がない、広告を利用ができないなど商品を効率的に拡販する際に使用したいツールやサービスのほとんどが使用できません。

大口出品のメリット①基本成約手数料の発生がない

小口出品では、前途のように1商品売れるごとに100円の基本成約手数料が発生します。

大口出品ではこの手数料が発生しません。

代わりに月額4,900円の固定費が発生しますが、月に50商品以上販売されるセラーであれば大口出品を選んだ方が出費を抑えることができます。

大口出品のメリット②ショッピングカートボックスを獲得できる

「小口出品と大口出品の違い」の項目でもご案内したように、大口出品でのみショッピングカートボックスの権利は獲得できます。

Amazonでは1商品に対して商品ページは1つしか作成できないシステムとなっています。

よって多くの販売者は1つの商品ページに相乗りという形で出品することになります。

商品を検索して表示されるトップページには1店舗しか表示されないので、その1店舗目に表示されるショッピンカートボックスの権利は売上に大きな差を生みます。

大口出品にすれば必ず獲得できるわけではありませんが、獲得する大きな条件となるので覚えておきましょう。

大口出品のメリット③販売できるカテゴリーに制限はない

小口出品では、出品できるカテゴリーが7種類とご紹介しましたが、大口出品はこの7種類以外にも出品許可申請することで制限なく様々な商品を販売することができます。

Amazonを本拠地としてビジネスを検討している場合には、大口出品を利用して多くのカテゴリーの商品を販売すると良いでしょう。

大口出品にはデメリットがない

大口出品では、小口出品で制限されている項目を全て解除して自由な販売展開をすることができます。

強いてデメリットを上げるのであれば、毎月固定で4,900円の費用が発生することくらいになります。

月に50商品以上販売する計画のセラーであれば、この固定費用の発生はあまり意味のない金額なので実質デメリットは無いと言っても良いかもしれません。

出品プランによってサポートの対応が異なる

Amazonに商品を出品すると様々な問題に直面することがあります。

その際にお世話になるのがAmazonテクニカルサポートセンターです。

Amazonテクニカルサポートセンターには出品者専用の窓口があり、問い合わせ方法も複数の選択肢があります。

この際の手段は、小口出品であればEメールのみの窓口に対して、大口出品はEメール、電話、チャットの3種類の相談窓口があります。

Eメールだけだとスピード感ある回答は望めないので、満足度としては少し低いものになります。

マケプレお急ぎ便が使えるのは大口出品だけ

Amazonの即配送サービスには「お急ぎ便」と「マケプレお急ぎ便」があります。

「お急ぎ便」は急いで商品を届けて欲しい際に利用するサービスで、最短翌日に注文した商品を届けてもらえるサービスです。

通常510円〜550円の送料が別途発生しますが、Amazonプライム会員の場合はAmazonが発送する商品に限って無料で配送してもらえます。

「マケプレお急ぎ便」も同様のサービスになりますが、異なる点が2点あります。

ひとつは商品の発送者が出品者である事です。

もうひとつは、Amazonが定義する配送品質の基準を満たした大口出品者だけが利用できる点です。

基準としては以下の項目になります。

  • Amazonへの出品期間が90日以上
  • 受注数が過去30日間で10件以上ある
  • 追跡可能率が94%以上
  • 期間内の配送完了率96%以上
  • 出品者都合のキャンセル率が1%未満

このような基準を満たした大口出品者だけが利用することができます。

Amazonでは急いで商品を購入したい方が一定数いるので、このようなサービスに対応できる事も他の販売者と差別できる方法です。

AmazonFBAでの出品は小口出品でも大口出品でも可能

FBAとは「フルフィルメント by Amazon」の略で、Amazonが出品者の代わりに次のような対応を出品者より代行してくれます。

  • 注文の受け付け
  • 発送の作業全般
  • 注文のキャンセル、商品の返品処理、返金処理
  • 商品の保管

AmazonFBAは小口出品と大口出品のどちらの場合も対応してもらうことができるサービスになります。

AmazonのFBAサービスを利用することで、商品がAmazonプライムの対象になります。

Amazonプライムの対象になることで、Amazonプライム会員の方が無料で利用可能な配送サービスの対象になります。

Amazonプライムの会員の方の多くは、このプライム対象商品を選ぶ傾向にあります。

煩雑な配送作業の多くを代行してもらえるとともに、Amazonプライム対象商品になるのでどちらの出品者にもお得なサービスと言えます。

小口出品と大口出品が向いている人はこんな方

小口出品と大口出品が向いている人はこんな方

小口出品と大口出品では特性が異なります。

小口出品と大口出品がそれぞれに向いている人は、次のような方です。

小口出品が向いている人

小口出品が向いている人は次のような人です。

  • 初期費用をかけたくない
  • 販売見込み件数が少ない
  • 試しに Amazonで出品したい

Amazonの小口出品では、初期費用の負担なしに出品することができます。

不要なリスクなしに販売を始めることができるので、初心者でも安心して出品できるプランと言えます。

出品数も50商品未満であれば月額4,900円の固定費がかかる大口出品よりもお得に販売ができます。

また、せどりや転売などを試しにチャレンジしてみたい場合などにも気軽に出品できます。

大口出品が向いている人

大口出品が向いている人は次のような人です。

  • 1ヶ月に50個以上の商品を販売する
  • 事業として物販を行いたい
  • 各種レポートを確認したい
  • 自社商品などを新規で出品したい

小口出品で商品を販売すると成約料が1点につき100円発生するので、事業として展開予定で50個以上の商品を販売することが確定している場合は大口出品がお得になります。

また、Amazonには出品されていない自社商品を販売したい場合などは、大口出品でないと新規商品を出品できないので気をつけましょう。

小口出品と大口出品が抱える現状

前途のようなメリットとデメリットを踏まえて、自分が思い描く未来のビジネス規模やニーズに応じて小口出品の方が良いのか、それとも大口出品なのかを適切に判断してアカウントタイプを選択することが重要です。

小口出品は、これから出品を開始する初心者やスポット的な商品販売や小規模な販売を行いたい企業や個人のユーザーに最適なプランです。

初めてAmazonでの販売を始める場合や、ビジネス規模が小さい場合に小口出品で事業を開始してビジネスがある程度成長した段階で大口出品へ移行を検討する方法が一番リスクの少ない展開となるでしょう。

大口出品のアカウントでは、全ての広告が利用できるなど充実したプロモーション機能や複数のアカウント管理機能が提供されているのでビジネスを拡大したい方の利用が良いでしょう。

月額4,900円の固定費が発生するので、毎月継続的に出品販売を行う方が選定すると良いプランになります。

今後のビジネスのニーズや将来思い描く事業の計画に応じて、適切なアカウントタイプを選択することでAmazonマーケットプレイスでの成功が近づくのではないでしょうか。

イーモジャパンでのAmazon運用支援事例

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まとめ

Amazonでの小口出品と大口出品の違いなどを解説しました。

小口出品は初期費用が発生しないので、気軽に始めることができるのが魅力になります。

しかし、大口出品に比べると前途のようにサービスが制限されているので理解した上でプラン選定すると良いでしょう。

大口出品は月額固定費用が発生するので、事業として継続的に販売活動をする方以外が利用すると負担が大きくなりますが、月額固定費以外ではデメリットがほとんどありません。

売上を上げるためのデータツールや広告も利用できるのでより本格的な物販に乗り出せるでしょう。

どちらの出品プランを利用するかは、メリットとデメリットを把握した上で活用すると良いでしょう。

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目次
  1. Amazonで商品を出品するプランは2種類
  2. 小口出品と大口出品の違い
    1. 月額費用
    2. 販売手数料
    3. 出品数量の制限
    4. 一括出品ツールの利用
    5. ビジネスレポートで自己分析できる
    6. 決済方法も種類が違う
    7. 入金日
    8. 利用できる広告が異なる
    9. 送料や配送日時の指定
    10. ショッピングカートボックスの獲得資格
    11. 出品する商品への制約
  3. 小口出品と大口出品のメリット・デメリット
    1. 小口出品のメリット①固定費が掛からない
    2. 小口出品のメリット②初心者に優しい
    3. 小口出品のメリット③個人情報を開示しなくても良い
    4. 小口出品のデメリット①基本成約手数料が都度発生する
    5. 小口出品のデメリット②出品に関する制限が多い
    6. 大口出品のメリット①基本成約手数料の発生がない
    7. 大口出品のメリット②ショッピングカートボックスを獲得できる
    8. 大口出品のメリット③販売できるカテゴリーに制限はない
    9. 大口出品にはデメリットがない
  4. 出品プランによってサポートの対応が異なる
  5. マケプレお急ぎ便が使えるのは大口出品だけ
  6. AmazonFBAでの出品は小口出品でも大口出品でも可能
  7. 小口出品と大口出品が向いている人はこんな方
    1. 小口出品が向いている人
    2. 大口出品が向いている人
  8. 小口出品と大口出品が抱える現状
  9. イーモジャパンでのAmazon運用支援事例
    1. 化粧品メーカー
  10. まとめ